借金生活

借金が辛いと感じる心理と抜け出し方

心理学についていろいろネットで情報を集めていたら、こんなことが書いてありました。

人が物事を考えたり、行動したりする時には、必ず自己イメージの通りに行ってい全て自己イメージに支配されている

そうです。

このことについて、僕なりの解釈を加えながら、なぜ借金を辛いと感じてしまうのか、書いてみたいと思います。


借金が辛いと思う原因

借金は確かに辛いです。

自分がお金を借りようと決めてした借金なのに、その額が多くなってくると、まるで誰かに仕組まれたかのように思えてしまうことも、現実としてあります。

 

僕もそうでした。

最初はお金を借りることに責任感を感じていました。

「借りたものは返さないと。返すのが自分の責任で、返せば問題ない」という意識がちゃんと働いていました。

しかし、いつからかその感覚が薄れ、借金があることがただただ辛いと感じるようになっていきます。

 

でも、債務整理によって借金の額が大幅に圧縮された自分の気持ちを考えると、債務整理前と後とでは、借金に対する辛さがまったく違います。

債務整理前の自分は、本当にぎりぎりの綱渡り生活を送っていて、とにかく追い詰められていました。

周りの人がすべて敵のように感じられて、世界がすべて止まっているかのような感覚を、常に受けていたように思います。

それも、全て自己イメージに支配されていたのだと感じました。

自己イメージとは

自己イメージは、自分で自分のことをどう思っているかというイメージのことだそうです。

僕の場合、借金を返済する時の自分のイメージは、新たに借金をしてそこから返済しているイメージしかありませんでした。

要するに、自分で稼いだお金を返済に使っているというイメージがまったくなかったのです。

それが自己イメージとして定着してしまっているから、そのイメージ通りに新しく借金をして、そのお金を返済にあてることしかできなかったということになります。

返済期日がきても、借金をしてしかお金を返せず、借入残高がどんどん増えていくのを見て、とても辛いと思っていました。

そして、そこから抜け出すのが難しいことも、また心理学的に説明がつくそうです。

メンタルブロック

メンタルブロックとは、自分で状況を変えようと試みたときに、それを自分で押さえつけてしまう作用のことだそうです。

僕の例でいくと、借金を借金でしか返せない自己イメージがあります。

そのマイナスな自己イメージから抜け出そうとして、例えば親からお金を借りることを考えてみたり、債務整理を考えてみたり、そういうことをしようとするのですが、メンタルブロックによってその考えが押さえつけられてしまいます。

その結果、「やはり自分には借金しかない」と、さらに自己イメージが固定され、新しいカードローンを探したり、おまとめローンを探したりしてしまうんですね。

借金が辛いという気持ちに対抗するには

自己イメージに支配され、メンタルブロックによってそこから抜け出せなくなった自分が、借金の辛さから抜け出して前を向いていけるようになるにはどうしたらいいのか。

心理学で言われているくらいのことだから、自分でなんとかするのは相当難しいんだと思うんです。

借金がなく、人並みの生活を送っている自分を想像するのは、多額の借金を抱えてしまっている人からすると、かなり厳しい。

だから、人の助けを借りることが必要だと僕は思います。

 

人の助けを借りるっていうのは、お金を工面してもらうことではありません。

誰かほかの人に、「借金で回らなくなっている自分」以外の自己イメージを持つための手助けをしてもらうということです。

僕の場合は、その役割をしてくれたのは、母でした。

 

体験談の方にも書きましたが「3万円の価値」を教えてくれたのが母です。

3万円なんて数百万の借金を抱えている自分からしたら、本当に少額のお金。

20万円を超える借金の返済をするために、3万円を借りに行った僕に「3万円なんて大金、どうしたの?」と母は問いかけます。

このお金を借りる前に弁護士に債務整理の相談を始めていたのですが、この言葉をきっかけに「3万円が大金だと思える自分になろう」と思えたのです。

3万円が大金だと思えるようになれば、3万円を借りることがどれだけ大きなことなのか分かるようになる。

3万円で家族においしいものを食べさせてあげている、3万円で家族を日帰り旅行に連れて行ってあげている自分を、想像することができました。

この時から僕は債務整理に本格的に向き合うことができるようになったのです。

 

また、もう少し違う視点で考えると、債務整理なんて考えられない!と思っていた自分の自己イメージを無理やり変えてくれたのが、街角法律相談所でした。

これも別記事で書いていますが、街角法律相談所の特徴として「弁護士事務所の方から連絡がある」ということがあります。

債務整理を考えられなかった自分の自己イメージを完全無視して、向こうから強制的に連絡がくるのです。

すると、メンタルブロックなんか関係なく、自分の自己イメージの領域に土足で踏み込んできた弁護士事務所を、受け入れざるを得ない状況を作ることができます。

こうやって、借金の永遠ループの自己イメージの中でもがいていた辛さを、ほかの人の助けを借りて抜け出すことで前に進めると僕は思います。

人の助けを借りるということ

借金で苦しむ、辛いという気持ちは、自分一人で抱えてくるから起こるものです。

それが、この自己イメージとメンタルブロックの話で、なんとなく消化できたような気がします。

そこから抜け出すために、人の助けが必要というのも、実体験上わかりました。

 

人の助けを借りる方法は、本当にいろいろあると思います。

例えば僕のように、身内にお金を借りに行ったときに不意に助けられるかもしれません。

ネットで読んだ債務整理のまとめサイトがその役割をするかもしれませんし、ひょっとしたら借金を同じように抱えている人のブログを読んで抜け出せるのかもしれません。

どんなことがきっかけになるか分からないから、いろんな人と話したり、いろんなブログを読んだりするべきだと僕は思います。

まとめ

自己イメージとメンタルブロックについて説明しました。

この二つの作用により、いわゆる借金体質から抜け出すことは難しいことを書いてみました。

そして、そこから抜け出すためには、自分以外の誰かの助けが必要です。

 

一番いいのは、やっぱり家族に借金のことを打ち明けることかなと僕は思います。

それが難しいのなら、街角法律相談所のようなものを利用して、「他人」に話を聞いてもらうのもいいかもしれません。

借金から抜け出している自己イメージさえ持てれば、借金の辛さはだいぶ軽くなるはずです。

とにかく、人に話すことが、借金の辛さに対抗するための一番の手段です。

 

弁護士への相談を考えている方は、こちらの記事を読んでみてください。

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