ギャンブル

家族がギャンブルで作った借金に苦しむ方へ

家族がパチンコ・競馬など、ギャンブルで借金を作ってしまうケースは非常に多くあります。

特に主婦の立場からすると、一家の大黒柱である旦那さんがギャンブルで借金を作ってきた時には、その精神的不安ははかり知れません。

この記事は、家族がギャンブルで作った借金を抱えていて、現在も一緒に頑張って生活している方へ向けた記事です。

僕は、家族と一緒に生活していくことを選んだあなたに苦しんでほしくありません。

家族みんなで笑いあって、幸せに暮らせるよう、なんとかいい方向に向かってほしい、そう心から思っています。


ギャンブル依存症について

ギャンブル依存症と疑われる人の割合は、2017年の厚労省の調査によると、日本人の約3.6%、人数にすると320万人と言われています。

 

そのうちの250万人はパチンコ・パチスロに最も多くお金を使ったという結果が出ています。

 

やはり、日本のギャンブル依存症における一番大きな原因は、「パチンコ屋があまりにも身近すぎる」ということでしょう。

これは間違い無いです。

ギャンブルで作った借金の肩代わり

ギャンブル依存症を考える会の発表によると、家族がギャンブルで作った借金の肩代わりをしたことがある人の割合は83%にも上ります。

 

そして、その金額の内訳は、「100万円から300万円」が24%で一番多く、「1000万円以上」も17%も。

 

母数がギャンブル依存症の家族対象なので数字が大きくなっている可能性はありますが、それでも何百万円という大金を、家族に借りては返す行動をしてしまう人がいることは事実です。

 

あなたの家族は、いくら借金をしていて、あなたはいくらその借金を返済していますか?

 

ギャンブル依存症による借金の一番怖いところは、「完済のない返済」であるところです。

 

ギャンブルをする人が家計の管理ができない理由

僕は2017年に債務整理をしました。

そして、パチンコスロットにも触れていたので、ギャンブルする人が家計の管理ができない理由も分かります。

 

人によっていろいろ事情は違ってくるとは思いますが、一番大きいのは金銭感覚が麻痺することです。

 

実はパチンコスロットの還元率は100%をちょっと切るくらいの確率ゲームです。

負けようと思ってもそう簡単に負けることはできません。

 

ですので、パチンコスロットだけを軽く触る分には、実はそんなに大きく借金が膨らむことはないのです。

 

一番大きいのは、パチンコスロットで動くお金のレートに慣れてしまった生活を送ることです。

 

パチンコスロットの大当たり1回の価値は約5000円。

勝ち負けの幅でいうと5万円から10万円くらいまで振れることもあります。

 

それに対して日々の生活はどうでしょうか。

 

コンビニで浪費しても、たかが数千円。

趣味でちょっと高いもの買っても、せいぜい数万円。

パチンコ屋で1日で動くお金の範囲内です。

 

だから、生活の出費が、日々の節約が、とてもケチな話に感じてしまうのです。

 

そんな人が家計を握ると、途端に収支が荒れます。

まるであなたがコツコツとお金を貯めるのをあざ笑うかのように、大きく支出を増やし始めるのです。

 

依存症の家族を経済的に自立させる方法

金銭感覚が狂ってしまった人が、自分の頭で考えて、自分の力で赤字にならない生活を送るために、2つの方法を提案します。

個人再生の仕組みを取り入れる

個人再生とは、債務整理の1つで、借金を5分の1に圧縮してもらって3年かけて分割返済していく手続きです。

 

個人再生は多重債務者を立ち直らせるためのシステムがとてもしっかりと考えられていて、そのシステムが法律になっています。

個人再生の仕組みを理解して、家庭でも試してみることを強くオススメします。

 

まず、個人再生は、お金の動きが全て裁判所に監視される手続きという点を覚えておいてください。

 

個人再生の手続き中は借金の返済が一時的にストップします。

 

そして、借金の返済が止まった分お金が浮きますので、生活ができる分だけのお金を残して、余ったお金を裁判所の監視下にある銀行口座(トレーニング口座)に積み立てます。

 

さらに、自分が持っている通帳の取引履歴を毎月裁判所に提出します。

 

手続きの期間は約半年。

その間、

・トレーニング口座に毎月忘れず積立金が振り込まれていること
・通帳の入出金で不明なものがあれば裁判所に説明すること


この2つが守れないと、個人再生の手続きは失敗します。

 

失敗=自己破産しか選択肢がなくなるので、個人再生をする人は、かなりの緊張感を持って生活を送ることになるんですね。

 

そして、裁判所から個人再生の許可が下りると、トレーニング口座に積み立てていたお金は全額返金されます。

 

人にもよりますが、トレーニング口座のお金は半年間の積み立て期間で数十万円になっています。

そのまとまったお金を、今後の人生の再建の資金にするわけです。

 

この個人再生の仕組みが非常によくできているなと思う点は、

・手続き中は節約を余儀なくされる
・強力な管理者(裁判所)がお金の動きをチェックしている
・頑張った分だけ、半年後にまとまったお金が手に入る


の3つです。

 

まず、節約を余儀なくされ、管理者にお金の流れを監視されることで、狂った金銭感覚を強制的にリセットします。

実際僕も手続き中に経験しましたが、給料日まであと1週間、残金1000円で過ごすということがよくありました。

そして、それを乗り越えることで、1000円でも1週間過ごせるんだという感覚を身につけていきます。

 

また、ギャンブル依存症の人は、努力をすればお金が貯めるということを知りません。

というか、努力して貯めたお金よりも、ギャンブルの方が多く稼げると思っているのです。

 

そんな人に、努力をすればお金が貯まることを刷り込み、実際に手続きが終わった後にその報酬を渡すことで、お金を貯めている感覚を実感させるのです。

 

ギャンブル依存症の家族がいる方はお気づきかと思いますが、まとまったお金が手元にあることで、ギャンブルから抜け出せる人は確実に存在します。

まとまったお金を上手に運用する喜びを知ると、ギャンブルでお金を使うことがいかにリスクが高いか気づく人も多いです。

 

この一連の流れを家庭内で模擬的に実践することで、ギャンブル依存症だった家族の経済的な自立が期待できます。

 

トレーニング用口座を作り、期限を決めてそこに積み立てしてもらいます。

他の銀行口座のお金の動きを把握して、おかしなお金の動きがあったら必ず理由を聞きます。

半年前間その生活ができたら、トレーニング用口座のお金を返してあげます。

 

その期間の間の借金の返済は、あなたが返済した方がいいでしょう。

 

通常、借金をした人に返させるのが鉄則ですが、この方法で大事なのは、必要以上のお金を一時的にでも渡さないことです。

 

マネーフォワードで管理する

個人再生を成功させるポイントは、

・トレーニング口座に積み立てさせる
・通帳を中身を把握する


圧倒的にこの2つにかかっています。

 

本当の個人再生では、裁判所という強力な管理者に管理され、上の2つができなかった時は手続き失敗という罰があるから成り立ちます。

 

じゃあ、家庭内で実践するならどうするか。

 

マネーフォワードというアプリを使います。

マネーフォワードはスマホであれば、iOSでもAndroidでもアプリが無料提供されています。

マネーフォワードのアカウントを1つだけ作り、ギャンブル依存症の家族とあなたがいつでもアクセスできるようにしておくのです。

もちろん、家族全ての銀行口座とクレジットカードを連携してください。

 

マネーフォワードは非常に便利なアプリで、ほとんどの銀行とクレジットカードと連携できます。

ログインすればリアルタイムでお金の動きがわかるので、個人再生における裁判所のように、全ての通帳の管理できます。

 

そして、お金の流れの管理者として必要であればギャンブル依存症の家族にとって存在の大きい人(夫が依存症なら義父母や親戚など)にログイン権限を渡してもいいと思います。

 

大事なのは、お金の動きを把握すること。

 

そして、管理者の元で管理されてるという事実を認識してもらうことです。

 

クレジットカードの代わりのデビットカードを渡す

一番怖いのは、ギャンブル依存症の家族がクレジットカードを持っていることで、新規に借り入れをしてしまうことです。

 

マネーフォワードにも借り入れの内容は反映されるのですが、この場合履歴に残っていることよりも、新規借り入れしたという事実の方がはるかに重いです。

 

「どうしても必要で借りてしまった。ごめんなさい」と泣きながら謝る人もいるかもしれませんが、それはまやかしです。

借りた事実は変わりません。

 

そうならないために、クレジットカードを持たせないか、どうしても必要だと言われたらデビットカードを渡しましょう。

 

デビットカードであれば、口座の残高以上は、どう頑張っても使えません。

そして、使った場合はもちろんマネーフォワードにも履歴が残ります。

 

マネーフォワードとデビットカードは、支出の管理という面で、ものすごく相性がいいのです。

 

離婚を考えるなら

ギャンブル依存症の怖いところは、本人には自覚がないところです。

 

「あなた依存症だよね?」と聞いて素直に認める人は、そうそういません。

というか、自分で認められる人は、ギャンブルから抜け出せる人。

僕はそう思っています。

 

そして、ギャンブル依存症の怖いところは、本人よりも周りの家族が消耗していくところです。

 

「どこからこんな大金が出てくるの?」

「どうしてこんな高い買い物が平気でできるの!?」

「私が必死に貯めた一万円返してよ!」

 

そうやって、本人はだいじょうぶでも、一緒にいる家族の方が疲れていくケースが多いです。

ですので、一緒にいることに疲れて、離婚という選択肢を選ぶことも、自分や子ども、周りの人を幸せにするためには必要かもしれません。

そんな時は、こちらの記事を参考にしてください。

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最後に

ギャンブルにお金を使う人が家族にいて、その人が経済的・精神的に自立していないと、一緒にいる人は本当にしんどいです。

それでも家族として一緒にいることを選んだその選択は、僕は間違っていないと思います。

 

ギャンブルをしている人の考えの根底には、「なんとか自分の力で家族を幸せにしたい」という思いが隠れていることが多いです。

じゃなければお金を増やそうなんて思いません。

増やし方が間違ってるだけなのです。

できればその気持ちに気づいてほしい。

 

家族で幸せになる方法は必ずあります。

その方法を、家族で一緒になって、手探りでも探しながら進んでいってほしいです。

 

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電話番号を入れるところが出てきますが、基本的にメールで了承しない限り、勝手に電話がかかってくることはありません。

 

メールなどで相談してみて自分と合わなかったら、他の事務所を探してもOKです。

 

ひとつずつ進んでいけば、絶対に家族の暮らしは楽になります。

あなたが主導権を握って解決に導きましょう。


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