僕が最初に債務整理の相談をしたのは、街角法律相談所でした。
借金の返済が追い付かなくなってきて、今月末には返済をするためのお金が用意できないかもしれない。
1月のある休日。休日出勤をしていた僕は、人が少なく冷え切っていた職場で、街角法律相談所に出会います。
その時の経験談を書いてみます。
※弁護士事務所名、登場人物の名前は、全て仮名です。
はじめての弁護士相談を決意するまで
借金の総額は1200万円超。
月々の返済は、25万円を超えていました。
借入先は9社。
妻にも、親にも借金のことは黙っていました。
どうにかバレずにやってこれていたんです。
未払いさえありませんでした。
でも、それももう限界が近づいてきます。
「年休だいじょうぶ?」
上司から指摘が入ります。
「最近体調も良くなさそうだし、無理しないでね」
上司には、体調の悪さは睡眠時無呼吸症候群だとせつめいしていました。
実際にそれが原因で病院にもいっているし、CPAPという療法で機械を鼻につけながら寝ています。
ただ、体調の悪さは、心の疲れによるものでした。
世界が灰色に見える。
人の笑い声が頭まで届かない。
寝る直前には、すべての存在が敵に感じる。
家族がいる。
嫁がいる。
子どもがいる。
両親がいる。
その中で孤独との戦いでした。
この戦いに終止符を打ったのが、年休の消滅でした。
年休更新まで3か月を残して、年休が残り2日になります。
精神的に追い詰められていた自分をさらに追い詰めたのは、自分の時間がなくなるという絶望感でした。
1月のとても寒い日、休日出勤をしていた僕は、よく冷えた会社のデスクで、自分の借金の一覧表を作っていました。
どんどん明らかになっていく借金の総額。
目を背けていた月々の返済額。
エクセルに映し出された数字たちは、これから返済を続けていくことが無理であることを、はっきりと伝えてきました。
「個人再生をするしかない」
そう心に決めて、スマホを使って様々なページを読み込んでいきます。
街角法律相談所の利用
街角法律相談所は、とあるブログの体験談を読んでいた時に、広告スペースに出てきました。
無料で診断できます!
匿名で相談できます!
少し怪しいなと思いながらも、そう謳っているサイトを開くと、無料診断のボタンを見つけクリックします。
「何社からお借入れされていますか?」
「住宅ローンはありますか?」
「お住いの地域はどちらですか?」
「借り入れ総額を教えて下さい」
「計算結果をお送りしますのでメールアドレスと電話番号を入力してください」
入力していた手が止まります。
・・・やっぱりメールだけでの相談はできないんだ。
弁護士事務所のホームページを読んでみても、弁護士との相談は面談の予約を入れて、対面での相談と明記してあるところがほとんどでした。
借金のことを人に話したことがなかった僕は、手が震えます。
ここに入力すると、きっと電話がかかってくる。
そして、自分の借金と向き合わなければいけない。
目をそらし続け、置き去りにしてきた黒いものがこみ上げます。
弁護士事務所との相談
結果を送信するためのボタンをクリックするのに5分ほどかかりました。
しかし、このクリックを押さないと、自分は前に進めません。
意を決して送信ボタンを押すと、少し肩の力が抜けます。
そして、街角法律相談所で送信ボタンを押してから30分ほどたった頃、1通のメールが届きました。
「街角法律相談所をご利用になられたまさ様
マイペース法律事務所でございます。
借金の状況を詳しくお聞きしたいので、以下を返信いただいてもよろしいでしょうか。
・借入先
・借入金額
・毎月の返済額
また、より詳しいアドバイスをさせていただけたらと思いますので、お電話にてお話を聞かせてください。
ご都合のよい時間を教えていただけますでしょうか」
このメールに対して、先ほど作っていた借金一覧表を見ながら、返信メールを作成していきます。
不思議なもので、電話の相談となると身構えてしまっていた気持ちは、メールのやり取りになるとかなり楽に感じました。
しかし、このメールのやり取りだけでは終わることができない。
弁護士に相談したいことはたくさんあるんだ。
「電話はすぐに折り返していただいて構いません」
そうメールの最後に付け加え、送信ボタンをクリックします。
メールを送信してからは、静かな会社の中に自分の鼓動が大きく響くんじゃないかというくらい、緊張をしていました。
メールを送信してから30分ほどたった頃でしょうか。
不意に手元にあったスマホが震えます。
僕は、近くの空いている会議室に駆け込み、息を整えてから通話ボタンを押しました。
「マイペース法律事務所の松永です」
電話口の声は、20代前半と思える女性の優しい声でした。
少しだけ緊張が和らぎます。
松永「法律事務所へ相談されたのは初めてですか?」
出にくい声を振り絞って答えます。
まさ「はい、個人再生を考えています」
そう伝えると、あとは流れに従って話すだけでした。
松永「そうですね、任意整理だと月々の返済は21万円ほどにしかなりませんが、個人再生ですと月々7万円まで圧縮されます。
ご自宅をお持ちとのことですので、個人再生ですと家を残したまま借金の減額をすることができます」
個人再生については、少しずつネットで情報を集めていたので、借金の額がそれくらいになることは想像していました。
そして、家があるから個人再生になることも分かっていました。
しかし僕には、とても大きな壁があります。
購入して1年も経っていない車があったのです。
僕は車を手放すことができないことをわかっていました。
車を手放すと、妻の親がなんと言うか分かりません。
買って1年も経っていない車をどうして手放すんだ。
そこから借金のことがばれて離婚。
そんな最悪のケースまで容易に想像がつきます。
すがる思いで電話に向かって問いかけます。
まさ「車はどうしても残したいんです。何か方法はありますか?」
松永「残念ですが、個人再生をすることになりますと、手続き前に一括でローン返済する以外の方法はありません」
そう聞こえてきた瞬間に力が抜けていきます。
まさ「で、でも、個人再生をしても車を処分しなくてもいいという最高裁の判例があるとネットで読みました。そちらについてはどうなんでしょうか」
松永「詳しくは弁護士と面談していただいて、弁護士から回答をさせていただけますでしょうか」
弁護士じゃないのか?
はじめての弁護士事務所への相談。
僕は弁護士と話をしていると思い込んでいました。
松永「弁護士は平日の9:00から18:00までで予約をお受けして、面談で相談させていただくことになります。ご予約はされますか?」
面談。
まだそこまでは自分の気持ちが強く固まっていない。
まさ「少し考えたいので、また後日予約させていただく形でもよろしいでしょうか」
松永「分かりました。それでは連絡お待ちしております」
こうして、僕のはじめての債務整理の相談は終わりました。
今まで話してこなかった自分が抱える借金の話。
人の声で告げられるさまざま事実は、文字を読むよりも現実感がありました。
そして、なにより電話口から聞こえる人の声に、救われる気持ちが芽生えたのも確かです。
個人再生の手続きをすれば、借金を返しきれるかもしれない。
人の声がこれほどまでに力を持っているということを身にしみて感じました。
街角法律相談所を利用して感じたこと
街角法律相談所を経由しての、マイペース法律事務所とのやり取りが、僕の人生初の債務整理相談になりました。
街角法律相談所を利用して改めて思ったのが、よっぽど人に借金の相談するのが嫌だったんだなということ。
ネットでいろんなことを調べ尽くしている人って、僕のように「人に借金のことを知られずに情報だけ集めてなんとかしたい」っていう方が多いんじゃないでしょうか。
そんな自分にとって、街角法律相談所は人生を変えるきっかけになった大切なwebサイトです。
やはり、「自分から人に相談できないなら、相手から来てもらう」というスタンスで相談できるこの仕組みは、うまく人の心理をついているなと思います。
そして、紹介してもらったマイペース法律事務所の方も、とても親身になって聞いてくださったし、人によって紹介される弁護士に当たり外れはあるのかもしれませんが、僕にとっては大当たりでした。
少しでも債務整理という選択肢が見えている方にとっては、弁護士への相談の敷居を非常に低くしてくれるサイトだと思います。
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