体験談

おまとめローンの利用可能額が突然0円に!崖っぷちの経験談

多重債務の人なら誰しもが経験するのが、おまとめローンの利用ですよね。

僕も例に漏れずおまとめローンの利用を検討して、実際に利用させてもらった一人です。

 

ところでみなさんは、「カードローンの利用可能額がいきなり0円になった」経験はありますか?

僕は残念ながら経験があります。

自分が契約したおまとめカードローンは2つ。

そのうち1つが突然利用可能額が0円になりました。

 

その時のことを書きたいと思います。


おまとめローンのメリット

おまとめローンを利用するメリットは、大きく分けて2つあります。

 

1つ目は返済先が1つにまとまることで、月々の返済タイミングが1回になって管理がしやすくなることですね。

借入先が何社もあると、返済日を管理するだけでも一苦労です。

返済日は月末・月初・月の中旬と会社によってバラバラですし、返済額もその会社からの借入額によってバラバラなので、何日にいくら引き落としになるのかを把握していないと返済が滞るリスクがあります。

おまとめローンを利用して返済先が一本化すれば、1回の引き落としで定額の返済額になるのでとても便利です。

 

また、おまとめローンはその性質上、高額の借入となることが多く、大抵の場合おまとめローンで借り換えることで金利が大幅に下がります。

返済していこうという意思を持っているのであれば、金利を低く抑えることは当然です。

そういう意味でも、おまとめローンは非常に有効な商品になります。

1社目のおまとめローンの利用

1社目のおまとめローンの利用は、初めて家族や親に借金の存在を打ち明けた時でした。

借金の存在を打ち明けた時は、それはもう大変な騒ぎになって、親や家族には相当迷惑をかけました。

そして、自分から提案したのが、金利の低いおまとめローンに借り換えて返済していきたいということ。

その頃の借金の総額は、4社270万円ほどでしたので、それを一本のカードローンにまとめて、金利を抑えつつ定額を返していくという提案です。

 

家族と親には、ちゃんと返していくからと約束をして、おまとめローンの契約に向かいました。

提案したのは某有名な銀行のカードローンでしたので、銀行の支店に設置してあった無人契約機で契約をしました。

もちろん全額をまとめる予定でしたので、借り入れ希望額は300万円と入力して審査を待ちます。

 

誰もいない無人契約機の中でしばらく待っていると、審査結果が返ってきます。

審査結果は利用限度額50万円。

これじゃ全額どころか、他社借り入れの一部の返済にしかあてられないじゃないかと、かなり落胆します。

 

でも、たとえ50万円でも、他社の借り入れ金利に比べたら低い。

とにかく0.1%でも金利の低いところで借りて全額返したいと思っていましたので、さっそく50万円上限まで借りて、他社の借り入れを返済しました。

 

そして、50万円借りて2日ほど経った頃でしょうか。

突然おまとめローンを組んだ銀行から電話がかかってきました。

 

「お客様のカードのご利用限度額を300万円まで引き上げられますが、この機会にいかがでしょうか?」

 

え?

そんなに一気に利用限度額って増えるものなの?

電話口の人があまりにも簡単に限度額300万円って言うから、耳を疑ってしまいました。

でも、自分としては願ってもない申し出。

即答で「お願いします」と返事をして、利用限度額を上げてもらいます。

 

利用限度額が上がるときは、ほんの一瞬。

電話でお願いしますと言った数十分後には、限度額300万円での借り入れが可能な状態になっていました。

ちょうど出先だったため、近くの銀行ATMで利用可能額を確認し、すぐに300万円を引き出します。

人生で一度も手にしたことのない100枚を超える札束。

(この記事を書いていて思ったのですが、今はATMでの引き出しに上限がありますよね。当時はATMでの引き出しに上限がなかったのだと思います。)

手に持っていると震えてくるので、すぐに他社の借り入れを全額返済。

もうものすっごく気持ちがよかったです。

別に借金の額が変わったわけではありませんが、借り入れ先が1社になったというだけで、こんなにも気持ちが軽くなるのかと、びっくりしました。

 

そして、数年後。

人間として欠陥だらけの自分は、利用枠に余裕ができたカードを使って更なる借り入れをしていました。

もう本当に何をやっているんだと、当時の自分を問い詰めたい気持ちでいっぱいです。

 

当然、300万円借りたおまとめローンも、利用限度額いっぱいまで借り入れ続けたままの状態。

あまりにも苦しくなってきたので、おまとめローンを組ませてもらった銀行に「限度額を350万円まで上げられないか?」と聞いてしまう愚かさです。

もちろん、限度額アップに対する回答はNOでしたが、これがきっかけで利用可能額が下がったりすることはありませんでした。

上限に張り付いている状態のカードローンは、利用可能額が減らされることはあまりないのかもしれませんね。

2社目のおまとめローンの利用

そして、1社目のおまとめローンも含め、持っているクレジットカードの利用枠を使いつぶした僕は、2社目のおまとめローンを探し始めます。

この時、借金の総額は450万円ほどにまで膨らんでいました。

当然総量規制に引っかかっていますので、クレジットカードや消費者金融で借り入れをすることはできず、銀行のカードローン一択です。

 

2社目のおまとめローンとして選んだのは、ネット銀行のカードローンです。

この銀行は、超有名なクレジットカードを発行しているカード会社の関連銀行ですが、契約するときの審査が比較的緩いという記事をネットで見つけて申し込んでみることにしました。

 

希望の借り入れ限度額は450万円。

さすがにだめだろうなと思って待っていると、数日後に思わぬ返事が。

「ご希望に添えず申し訳ありませんが、利用限度額350万円で契約していただくことが可能です」と。

まさか、100万円を超える限度額が最初から提示されると思っていなかったので、すぐに契約させてもらいました。

 

そして、1社目のカードローン以外の借金、計150万円を借り入れ、すぐに返済。

この時点で2枚のおまとめカードローンを持っていて、1社目が300万円、2社目が150万円(利用枠が150万円余っている状態)となりました。

 

ここで、ちゃんと心を入れ替えてコツコツと返していけばいいのですが、それができないのが借金癖がついた人間。

自分でも書いていて本当に嫌になりますが、2社目のカードローンのあいている枠を使い始めました。

 

そして、時が経ち、2社目のカードローンを追加で110万円ほど追加で使った頃でした。

2社目のカードローンの枠は40万円ほど空いている状態でしたが、追加で借り入れをしようとATMにカードを入れると「残高が不足しています」の画面に。

 

あれ?おかしいな。

もう一度カードを挿入して、今度は利用可能額の照会を行います。

すると、ご利用可能額のところに0円の文字が。

 

一気に血の気が引きました。

 

え、返済滞納したっけ?

先月の返済、ちゃんと落ちてる?

もう頭の中がパニック状態で、わけが分からなくなります。

 

わけが分からない状態のままカードローンを発行している銀行の窓口に電話をかけて、理由を聞いてみました。

すると、

「審査の結果、残念ながら利用可能額を0円とさせていただきました」

と告げる窓口担当。

 

審査の内容は教えてもらえませんので、あくまでも推測ですが、おまとめローンとして貸したお金なのに他社の返済に回さずに使い込んでいる、と判断されたのだと思います。

これで2社目のカードローンは、実質返済専用ローンとなってしまい、これがきっかけで返済が厳しくなり、債務整理を考えるに至りました。

カードの与信は思っているよりも行われている

この件で学びましたが、カードの途上与信(契約途中でも信用情報や利用履歴を見て、利用可能額を調整したりすること)は、結構頻繁に行われているようです。

特に、僕が2社目に契約したおまとめローンの銀行・カード会社は、契約時の審査は緩いけど、途上与信がとても厳しいことで有名なところだと、つい最近になって知りました。

 

途上与信については、こちらの記事で詳しく書いていますので、参考にしてみてください。

⇒参考記事:「債務整理後クレジットカードが作れない期間は何年?

 

おまとめローンは、あくまでも他社の借り入れを返す目的で契約するものですので、おまとめローンを組んだ後は返済に専念するべきです。

でないと、いつ僕のように「いきなり利用枠が0円になる」ということが起こるかわかりません。

いきなり利用枠が0円になった時の絶望感は本当に半端なく、身動きが取れなくなってしまいますので、くれぐれも気を付けて利用してください。

 

ただ、1社目のおまとめカードローンは、その後も使っては借りを繰り返して、上限の300万円近辺をずっと借り入れしていましたが、結局債務整理をするまでは、利用可能額が下がることはありませんでした。

ですので、途上与信の結果どうするかは、銀行やカード会社に大きく依存していると考えられます。

そのあたりも知識として覚えておいていただくといいかなと思います。